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TB 「人生を漢字1文字で?」 

悩んだ末、いくつか候補を挙げて
漢詩の勉強で愛用している字典で調べてみました。

   TB:第297回「あなたの人生を漢字1文字で表現すると?」


そして選んだのは “


  [なりたち]
  会意形声。
  彡と、あらい清める意と音を示す攸イウ→シウとから成り
  あらい清めてかざる
  ひいて ととのいおさめる意を表わす。

  [意味]
  (1)かざる。
  (2)おさめる…ア:きよめる。
           イ:ととのえる。
           ウ:ただす。なおす。つくろう。「補修」
           エ:まなぶ。ならう。「修得」
           オ:つくる。もうける。そなえる。
           カ:書物を編む。「編修」
           キ:つつしむ。
  (3)ながい・長。=脩
  (4)たけ・丈。身のたけ。
  (5)すぐれた人。「前修」
  (6)修修→整っているさま。風の音のさま。
  


  角川 新字源 改訂版 より引用  




毎日が勉強(本や机の上だけでなく)であり
いま歩んでいる茶の道も
ある意味“修行”という事で候補に挙げたのですが

調べてみると
これまで知らなかった意もありまた1つ勉強 (^-^)


(5)すぐれた人。
など、私には相応ない意もありますがι


心掛けや行いを正し
至らないところは繕い補う努力を惜しまない。
多くを学び、人に習い自身を磨く。

何事も慎み
欲に溺れず身の丈に応じた生活を愉しむ。


「これまでの人生を表わす」というよりも

「こうありたい」 「こう生きたい」
…といった“願望”や“戒め”の方が強いのですが (^_^;

お茶に出会い、目覚めてから
常に心に留めていることでもありましたので
字典の意を見て、迷わず “” を選びました。


また流儀の心得

正直清浄 礼和質朴
  正直をもって心を守り、清浄をもって事を行い
  礼和をもって人と交わり、質朴をもって身を修む

にも通じるところがあり

これからも、しかと心に刻み
命尽きる時も 「人生を一字で表わすなら“”」 であったと
自分に言えるように生きて行きたいです (^-^)

そしてその時には何か1つでも
(5)すぐれた人。
に…今よりも少し、近づけていたらいいなぁ。


また私にとっての「カ:書物」にあたる
このブログも、末永く編み続けて行きたいですw



ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いします。



◆愛用字典
角川 新字源 角川 新字源
小川 環樹、 他 (1994/11)  角川書店
この商品の詳細を見る
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刷毛目平+水無月(京の風習 夏越の祓え) 

【今日の一服】

刷毛目+水無月
  茶碗 : 刷毛目平茶碗

  菓子 : 水無月(外郎、小豆)



お茶碗は前に “帰鷲茶席” 唇で伝世を感じる の中で
木村茶道美術館 の茶席に出された替茶碗
あちらは無地刷毛目でしたが、これは普通?の刷毛目。

6月の中頃から盛夏にかけて愛用している
知り合いの陶芸家さんの作品です。


高台の横、名前の傍に「初窯」と押印があるので
陶歴によると1984年ごろになるのでしょうか。

おそらく祖母が買い求めたのだと思いますが
毎日の生活の中で、抹茶を飲むようになる近年まで
ずっとずーっと押入れの中に眠っていた茶碗です (^_^;


刷毛目平茶碗
  ←この刷毛の模様が
  渓流や滝など勢いよく流れる水を思わせて
  涼を感じさせてくれます。


また口当たりが良いので、お抹茶が美味しく
同じ時期に出している茶碗(※前回投稿:乾山写菖蒲)よりも
ついつい▲こちらに手を伸ばしてしまいますw

人の口とは誠に正直なもの也 (^¬^*)



さて1984年、23年前といえば…
作家さんがちょうど私ぐらいの年齢のときに作陶した茶碗になる。

刷毛目平茶碗  口作りや、迷いの無い刷毛目、施釉は
  上手く出来ているのですが

  高台を見ると、ちょっと偉そう+辛口ですが
  もう一息…といった所でしょうか (^ ^ゞ


いろんな意味で “若さ” を感じる茶碗です。


普段に使い始めて6年ぐらい。

ようやく“雨漏り”と呼ばれる茶染み、見所が
ぽちぽち現れるまでになりました。




水無月
  そして6月の和菓子といえば
  この“水無月”を思い浮かべる方も
  多いのではないでしょうか。



明日、6月30日に京都の神社で行われる
夏越の祓え」という行事にちなんだお菓子。

茅の輪をくぐり、夏の病や
水の災厄を払うために禊ぎ(みそぎ)を行うのだそう。

そして、間もなくやって来る暑い夏に備えて
身も心も健やかで無事に過ごすことができますように…と
▲この水無月を食べるのが風習なのだとか。


悪魔払いの小豆に厄払いの意をこめて
三角の形は氷を表わし、暑気を払う。


私の住む地方では▲あまり馴染みがなくて
初めて和菓子屋さんで見たときには

「何だろこれ?何で水無月っていうの?
 和菓子に三角だなんて…洒落てる(笑)」

なんて思っていました (^_^;



そしてお茶を習い始めて2年目の夏に由来を知り

「一緒に和歌を覚えておきなさいね」
と先生が教えてくださったのが



 風そよぐ楢の小川の夕暮れは
          禊ぞ夏のしるしなりけり


                     百人一首 藤原家隆



なぜこの和歌を…? 続きはこちら

ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いしますw




◆ブログ内関連
 今日の一服[茶碗と菓子]
 ▼このTBがきっかけで始めました。
 TB:第291回「とっておきのリラックス方法は何ですか?」

万年毛筆 効果のほどは…? 

彼女のように
「達筆、上手な字になったかどうか」
と問われると正直、悩むところなのですがι

「上達したか否か」 答えはもちろん 

   ※ブログ内関連:“習うより慣れろ” と 万年毛筆


まずは筆を持ち 支える、手や腕の筋力がつき
安定感のある字が書けるようになったこと。

元々、筆圧が強いことが災いしてか
以前は全体に太く、潰れた字になってしまったり
書き始めはよくても徐々に崩れてしまったり

筆先もうまく扱えずに
見るからに 筆慣れない、見苦しい字
だったのですが (^_^;

(毛筆に限らず、えんぴつを持つ機会自体が
減ってしまったからかもしれませんが)

5日ほど経った頃から
だんだんと見られる?字になってきました☆



練習法は…残念ながら
彼女のように日記をつけていなかったので (^ ^ゞ

携帯筆ペン くれ竹万年毛筆 1本3,150円とちょっと高いけれど、スペアーインキ式で末永く使えます。ほんとは化学繊維の穂先よりも鼬(いたち)毛のものが一層おすすめ。
  最初はお決まり?
  自分の名前、住所、漢数字の電話番号を。

  憧れの万年筆…ではないけれど
  万年毛筆を手にした嬉しさと、興奮も手伝って
  もう何でもいいから
  書きたくて!書きたくて!仕方が無い(笑)


住所等だけでは物足りなくて
なんとなく、傍にあった朝刊の天地人(1面下部に掲載の時世コラム)を
小豆ほどの小さな字で書き写してみたり
1文字=10円玉くらいの大きさで書いてみたり。

これが結構、効果〇大でした☆

経験、ありませんか?
あまり書き慣れていない字を書くと
なんだか上手く書けず、へんな字になってしまう…なんてこと。

コラムの中の、自分の生活圏では
あまり縁の無い言葉も書くことで (言葉の勉強にもなり)
いろんな漢字のヘン+ツクリ、部首の
バランスや空間の取りかたを考えたり、覚えたり。

そのうち苦手なタイプの字も判ってきて
どうしたら良い字になるかな?と何度も書いてみたり。

とにかく
様々な言葉・漢字に出会えることが最大の利点。



ところが、▲この “朝刊コラム書き写し” 

ある程度 “上達” を感じられる様になったために
恥かしながら 毎日 は1ヶ月ほどしか続かず
1日毎、週に3日、週末のみ…だんだんと胡座をかくようにι

そして 漢詩の勉強 を始めてからは
時間を▲そちらに使うようになってしまったので
最終的には止めてしまったのですが (u_u;

短期間でも感覚(コツ?)はちゃんと身に付いたようで

暑中見舞いをはじめ
年賀状や寒中見舞い、お手紙を認めるのにも
ちょこちょこと験し書きするだけで
毎日練習していた頃の “感覚” を取り戻して書けるように。


また不思議なことに、万年毛筆だけでなく
普通の小筆を持ったときにも、その同じ “感覚” で
文字が書けるようになったのが驚き!で

最初に感じたのは
お家元の茶会で巻紙に名前を記す、芳名録。

以前、とくに初めて寄せて頂いたときは
「こんな字がお家元に残っていくなんて…」
恥かしくてたまらないくらい、お粗末な字だったのですが

思いのほか さらりと “いつも” の字が書けて
この時ほど喜びを感じたことはありませんでした (*^-^*)

その後も、流儀の許状・免状を申請するときや
披露茶会のご案内状、茶会の会記など
奉書に認める毛筆までもが同じ “感覚” で…


もちろん、書道の先生に就いて
きちんと教えを受けている方には遠く及びませんが
回を重ねるごとに、上達していくのを実感しています。


そして “朝刊コラム書き写し” は止めても
ネットでの調べ物や、買い物のメモ
ちょっとした頂きもののお返しに添える一筆箋…

今でも毎日の生活の中で万年毛筆、使い続けています♪



「毛筆できれいな字が書けるといいのにな…」
と思ってらっしゃる方は、ぜひ試してみてください☆

「朝刊はちょっと…ι」
と言う方には ▼こちら もオススメです。

えんぴつで奥の細道
えんぴつで奥の細道
大迫 閑歩、伊藤 洋 他 (2006/01)
ポプラ社

中をご覧になった事のある方は
お解かりかと思いますが…1日分の日記を繰り返し
2回書き写す作りになっていますので

1度目はえんぴつ、2度目は万年毛筆
っと普通の2倍楽しみながら学び、練習できました (^ ^ゞ


ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いしますw



◆ブログ内関連
 ・“習うより慣れろ” と 万年毛筆
 ・恥を忍んで…初めての毛筆手紙
 ・鳩居堂シルクスクリーン便箋 秋柄

乾山写 菖蒲+生麩饅頭 

【今日の一服】

今日の一服    乾山写菖蒲+生麩饅頭
  茶碗 : 乾山写 菖蒲

  菓子 : 生麩饅頭(こしあん)…不室屋




先ごろより、あちこちのお庭や田んぼの土手など
花菖蒲が咲き誇り
私の住む地方でも菖蒲祭が催されています (^-^)

今日のお茶碗は
乾山写の菖蒲』 京焼の田中 芳華という方の作。
いつも、端午の節句のあたりから出して
菖蒲祭の終わる頃(6月いっぱい)まで使っています。


元々、ちまちまとした小さな絵柄の物よりも
こういった大きく大胆な描き方や
余白・空間が活きているものが好きなのですが

   菖蒲 = 男性

というイメージを持っていたので
どこか“男性らしさ”を感じる茶碗が欲しくて…

“男性らしさ” と言っても、雄々しい感じではなく
凛とした中にも威風堂々とした雰囲気のある
例えるなら、袴姿で点前座に座り
帛紗を捌いているような感じでしょうか (^ ^*

この茶碗に出会い、迷うことなく求めましたw

菖蒲茶碗アップ画像
  絵柄の描き方や
  雰囲気なども乾山らしくて
  左脇に蕾がひとつ
  あるところもお気に入り♪



5月~この時期には、諸所の茶会でも
菖蒲(+八橋や流水)の茶碗をよく見かけますが
▲のような乾山写よりも、どちらかというと
雅な雰囲気の仁清写の方が多いように思います。

菖蒲茶碗ヘラ目アップ画像
  ←腰のあたりを
  削ぎ落としてあるのも
  また面白いかなぁとw



お値段も手頃だったので
買い求めるときには懐嬉しかったのですが
それ相応に…
茶碗としては口当たりも(厚くて硬い)ちょっとイマイチι

なので自服するのは2~3度ぐらい。
殆どは月命日のお寺さんや、来客があったときに
季節物としてお出しするくらいになっています (^_^;

茶碗は見た目も大切ですが
造りを見極めるのも大切…ですね。



不室屋の生麩饅頭
  生麩饅頭は不室屋さん

  生地にはヨモギが練りこまれていて
  口に入れるとほんのり香ります。
  

5個入り 788円 と
普通の和菓子屋さんからみるとお手頃価格なのですが
相応にちょっと小振りで一口…上品な方なら二口?サイズ。

大口の私には▲1つでは物足りなくて
2つ、3つと食べたくなってしまいます (^ ^ゞ

不室屋の生麩饅頭(中はこんな感じです)  不室屋さんは麩専門店なので
  この時期だけでなく
  写真の こしあん と 味噌あん を
  一年を通して販売。


生麩好きの私には嬉しい限りです (^-^)

また季節によって
胡麻(1・2月) 桜(3・4月) 草(5・6月)
きなこ(7・8月) 栗(9・10月) 柚子(11・12月)

と▲こちらの餡もどれも美味しい☆

これからの暑い時期には
食べる直前に笹包みのまま、氷水に浸けておくと
生麩のツルンとした食感が一層楽しめてオススメです。

また購入したときに頂く栞にも記してありますが
寒い時期には、蒸し器や電子レンジで
ちょっと温めたのもまた美味しいんですよ♪


今日は梅雨の晴れ間の、蒸し暑い一日でしたので
目と食感で、一時の “涼” を感じて…




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◆ブログ内関連
 今日の一服[茶碗と菓子]
 ▼このTBがきっかけで始めました。
 TB:第291回「とっておきのリラックス方法は何ですか?」

“習うより慣れろ” と 万年毛筆 

昨日から、右のフリーエリアに追加した
暑中お見舞いにオススメ」 いずれも私の愛用品たちです (^ ^*


携帯筆ペン くれ竹万年毛筆

携帯筆ペン くれ竹万年毛筆 漆調 ちょっと高いけれど、スペアーインキ式で末永く使えます。ほんとは化学繊維よりも鼬毛タイプのものが一層おすすめ。
  ←は 1本 税込 3,150 円
         (スペアーインキ3本付 )
  ちょっとお値段はいいけれど本当におすすめ。

  穂先は本毛ではなく、ポリエステル毛材ですが
  普通の安い筆ペンとは書き味が全く異なり
  驚くほど滑らかに筆が進みますw

私は真中の を。

使い始めてからもう4年ほどになりますが
筆先も割れず、使い心地も変わらずにいます。



きっかけは
お茶・謡のお稽古でも可愛がっていただいてる
社中の先輩(70代のかた)のお宅に遊びに伺ったとき。


淹れたてのコーヒーを飲みながら食べた
彼女特製のシフォンケーキがあまりにも美味しくて
「レシピを教えてください!」 っとお願いした所

引き出しからメモ帳とペンをさっと取り出し
さらさらと書き始めた…
そのときのペンが▲コレだったのです。


初めて目にする万年毛筆と、彼女の達筆!

習字でも習ってらっしゃったのかと思えば
「コレのおかげ “習うより慣れろ” よ♪」 っと。


訊けば、筆が苦手だった彼女

どうにかして上手になりたい! けれど
仕事多忙で習字を習いにいく時間がない…

そんなときに文具店で見かけた万年毛筆
コレだ!と思い即座に買い求めて
日記を書いたり、買い物のメモをとったり

とにかく “字を書くときには万年毛筆

そして十数年、毎日の生活の中で使っているうちに
現在のような字が書けるようになったのだとか。



良いと思ったことは何でも “真似ぶ” 信条で

その夜、早速ネットで検索し
いつも鳩居堂や季節の便箋でお世話になっている
楽天のあしや堀萬昭堂さんで発見→即注文☆


っと…実は▲この注文のとき

  もう1ランク上の 5,250円
  ←本毛(鼬毛)のものにも惹かれて…
  結局
  上のポリエステル毛と、左の本毛(鼬毛)
  両方を買い求めてしまいました (^ ^ゞ


書き味は…やっぱり本毛に勝るものは無いですね☆

硬過ぎず、柔らか過ぎず 程よい弾力のある毛質で
止めたい所はしかと止まり、跳ねや払いの細ーい先の線まで
(ポリと比べ)綺麗に書けるように思います。

けれど
ちょっとした書き物にはポリエステル毛でも充分なので

本毛はあらたまったお手紙などを認めるときに
ポリエステル毛は普段や携帯用に、と使い分けて…

以来、彼女に倣って愛用し続けています (*^-^*)



ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いしますw



◆ブログ内関連
 ・万年毛筆 効果のほどは…?
 ・恥を忍んで…初めての毛筆手紙
 ・鳩居堂シルクスクリーン便箋 秋柄

TB 「リラックス方法は…?」 

右のプロフにもある
一服のお抹茶と 美味しいお菓子ですw

   TB:第291回「とっておきのリラックス方法は何ですか?」


疲れて帰ってきたときなどはホッと一息。
また1日家に居るときには朝昼晩、いつでも何度でも(笑)

あまりの飲み過ぎに、正徹物語でいうところの
茶くらひ” なんて言われそうですが (^_^;
飲まずには居られないのですw

また毎日使うことでお茶碗も育ち
お薄を点てるのも上手になって…一石三鳥かも?


そしてお気に入りの御菓子司の薯蕷饅頭
両口屋の旅まくら鶴屋吉信のつばらつばら諸江屋の方丈
などがあれば最高に幸せ♪ですが

常にお抹茶に合うお菓子を備えているわけでもなく
その日、その時あるお菓子で楽しんでいます。

ときには 「これは失敗」 と思う事もありますがι
「意外に合う!」 と新しい発見をすることも。


中でも驚いたのが カカオ多めの ビターチョコ

お抹茶のお菓子といえば、甘いもの。
っと思われていますが
▲この苦味がお抹茶自身の甘味を引き出すのでしょうか。

後味にふっと甘味が…

ごく稀に?上手く点ったお抹茶は
お菓子などなくとも
充分に甘味を感じるほど美味しいのですが (^ ^ゞ

この時は残念ながら▲それではなかったので
おそらく ビターチョコ の影響かと。


この感覚、どこかで感じたことがある…
そうそう!苦ぁ~い風邪薬を飲んだ後のお水!
あの時のお水って、不思議に甘く感じませんか?

っということは
舌の感覚麻痺によるものなのだろうか。
そう考えるとちょっと寂しいものがありますが (x _ x;
お抹茶が美味しく楽しめればいいかな?w


もし機会がありましたら試してみてください♪
(お茶をよく知る方には邪道と言われちゃいそうですがι)

またオススメの取り合わせがありましたら
ぜひ教えてください (^-^*)


ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いしますw




◆ブログ内関連:このTBがきっかけで▼始めてみました。
              カテゴリー:今日の一服[茶碗と菓子]

簡単?自己流 漢詩勉強法 3 

漢詩紀行では、5分の短い放送時間に
その漢詩に詠まれた美しい情景が映ります。

季節の花、湖のほとりの柳橋
田舎の田園風景から遊女の舟遊びまで(笑)

中でも初めて目にし、感動したのは
日本には見られない中国ならではの建築様式。

高く聳える塔、軒のあたりの反り返りが大きく
崇高な雰囲気を醸し出していて また美しい (^-^*)

その感動と、詩とを結びつけて
何とかしてポンコツ頭に残しておきたい!
余白にスケッチをするように…



ノートに挿絵  左写真は
  
  「一宿す金山寺
   微茫として水国分かる」で放送された

  張コ (示古) 「潤州金山寺」


現在は、川岸に建つ金山寺だけれども
この詩の詠まれた唐時代には
長江に浮かぶ島にあり、僧侶たちは舟で渡り
鐘の音は両岸に響いていたのだとか…

拙い絵ですが、いまでもこのページを開くと
あのときの詩と映像
目を瞑ると、鐘の音が聞こえてくるようで 感動が蘇えってきます☆



だいたいは小さな隙間にシャカシャカと。

たまにスペースと時間に余裕があれば
▲上の金山寺のように、わりかし丁寧に描いてみたり
坑州西湖のような素晴らしい景色を、大きく描いてみたり…

また寒山寺黄鶴楼岳陽楼など
色彩にインパクトのあるものなどには
ちょこっと色鉛筆で色付けしてみるのもオススメです (^-^)ノ

(流行りの“大人のぬりえ”みたいに癒されるかも?)



いま改めて見てみると、建物が殆どだけれど…
白楽天香炉峰雪撥簾看」のときには
稜線を描いて、香炉峰はココ!と矢印を添えたり

乾隆帝廬溝暁月」の放送では
マルコポーロが世界一美しいと称えた橋
も美しかったのですが
その袂では昼間にロバが放牧されていたのが面白く
ムシャムシャ食べてるロバも一緒に描いてみたり(笑)


漢詩の勉強をしてるんだか、スケッチしてるんだか
っと家族には痛い所を突かれましたが (^_^;

本筋を忘れない程度に楽しむのも またヨシw



ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いします♪




◆ブログ内 関連
 ・簡単?自己流 漢詩勉強法
 ・簡単?自己流 漢詩勉強法 2
 ・緑陰幽草 花時に勝れり(水色蛍光ペンで色付けする)
 ・簡単?自己流 漢詩勉強法 4


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毎日の放送を待ち切れない方には ▼こちら がおすすめw
漢詩紀行100選 DVD BOX / 石川忠久

『えんぴつで漢詩』 を衝動買い 

先週末、茶会の帰りに本屋をうろうろしていたら
ぱっと目に飛び込んできたのが

えんぴつで漢詩えんぴつで漢詩】  ポプラ社
大迫 閑歩、林田 愼之助 他 (2006/12)
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.....................
春・夏・秋・冬、そして人生。
漢字ひとつ ひとつに込められた
古の偉人達の喜び、憂い
そして中国悠久の自然。

唐の李白、杜甫から清の袁枚まで
珠玉の詩の数々を楽しめる漢詩集。

▲この表紙の素敵な唐子更紗に惹かれて
衝動買いしてしまいました(^ ^ゞ



家に帰って中をパラパラ…
最初に感じたのは “印刷の色

実は【えんぴつで奥の細道】が出たときに
真っ先に購入し、

えんぴつで奥の細道  意気揚々w
  やる気は満々なのだけれど

  ←この薄いエメラルドグリーン
  目にチカチカとして
  見辛いったらありゃしない (^_^;



それに比べて
今回の【えんぴつで漢詩】は落ちついた黄土色
漢詩の雰囲気とも合い、とても良い感じですw


そして【えんぴつで奥の細道】には無かった “挿絵

えんぴつで漢詩  詩に詠まれる情景が
  それぞれの漢詩に添えられていて…
  この瀟洒な中国風の絵が、一層
  雰囲気を高めてくれるように思います (^-^)



また、はじめは日本人にも親しみやすい
月、梅、雨、蛍、星、雁、雪など
季節感に溢れる漢詩が並び
後半、馴れてきた頃に様々な人生を詠んだ漢詩。


と…漢詩の初心者にも
65日間、最後まで続けられるよう
工夫を凝らし、配慮した構成となっている点も


▲この本を手に取り、少しでも
漢詩の世界に足を踏み入れる人が増えてくれると
嬉しいなぁと思います (*^-^*)


ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いしますw




◆ブログ内関連
 ・愛しい人を待ちわびて…李白「玉階怨」
 ・“流蛍 飛んでまた息う” 謝チョウ「玉階怨」

TB 「大人になったら…?」 

初めてのTBにちょっとドキドキ…w
   TB:第289回「大人になったら出来るようになると思っていたのに…」

大人になったら
人前でも緊張せず ちゃんと出来る
っと思っていました (^_^;


小さなときから緊張しぃで
幼稚園のお遊戯に始まり、ピアノの発表会
学級会など教室で前に立つのさえも ι

とにかく人前に出て何かする事が大の苦手。


そんなとき周りに居た大人たちが

「大丈夫、すぐ慣れるから」
「そのうち(緊張せず)出来るようになるから」

と揃って口にする言葉をそのまま信じて

「今日は×だったけれど
 きっと今度は(緊張せず)出来るはず T-T 」と…



けれど結局は今も 相変わらず。


お茶のお点前も
いざ茶会となったら、頭が真っ白になってしまい

お終いに水で茶碗を清めた後
茶碗の中に仕舞うはずの茶巾を取り忘れたり

風炉の時期には
(お茶を茶碗に汲んだ後、釜に水をさす為)
水指の蓋を開け忘れたり

お点前をキレイさっぱり忘れてしまった事も…

ある時はお稽古中、いつもとは違うメンバーの方が
飛び入りでいらっしゃっただけでも 心臓バクバク。
手が震えてしまって カタカタカタ…
清めた茶杓を、棗や茶入へ置くのにも一苦労 ι

普段はちゃんと出来るのにねぇ

と先生に言われる事もしばしば (x _ x;

    そんなとき、先生がお話してくださった
    “緊張”にまつわる 先代お家元のお話。

    今回は、長くなりそうですので
    いつかまた改めて認めたいと思います (^-^)


謡でも…普段は先生と、お茶の先生と
幼少から見知っていたお茶の社中の先輩と
4人でお稽古していることもあって

いざ舎中(普段、顔を合わせることの無い方と)の初謡会や
能楽堂などで催す大会になると

ただでさえ高くて悩みの声が、更に高く ι
支えてくださる地謡の皆様には申し訳無いくらいです。

また自分が地謡に入ったときにも
まわりの方の声に合わせられなくて
結局、謡えるのは上から中のみ。
下などはほとんど口パクになってしまうのです (^_^;



いつまで経っても田舎の子。

あぁ…
この世に“緊張”という文字が無ければ
と何度、思ったことか。

けれど冷静に考えると
程よい“緊張感”って大切ですよね。
お茶席においても、舞台においても…


心の修行が足りない事を痛感しつつ
いつの日にか
その“緊張感”をも楽しめるようになりたい…日々是修行。


ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いしますw

ハラワタ美味しい “のぼり鮎” 

この時期、全国の和菓子屋には
“若鮎”  “飛び鮎”  “(地名)鮎”  など
さまざまな銘のついた鮎菓子が並ぶ。

つぶ餡、こし餡、もちもちの求肥
またその両方とも入ったもの…

“ハラワタ”の作りもお店それぞれ。


のぼり鮎  私のお気に入りの御菓子司にも
  “のぼり鮎”が並び、はや何度食べた事か (^ ^ゞ

  そこはまた一味違った“ハラワタ”で
  求肥の中に黒いすり胡麻がw


いつも頭からかぶり付くのだけれど

口へ近づけると
まずは、焦げた焼印の香ばしいかおりが漂い
しっとりと弾力のあるカステラを頬張ると
黒胡麻のまた何とも言えない香りが広がり…


もぅ絶品なのです (*^¬^*)


カステラのしっとり具合、甘さ、厚さ。
求肥の硬さ、量、カステラとのバランス。
物足りないことも無く、食べ飽きない大きさ。

どこを取っても
ココより美味しいところは無いかもしれないw


あるお店はカステラが厚くボソボソ…
求肥も多過ぎて半分で嫌になってしまう。

またあるお店はカステラはベタベタし
餡が柔らか過ぎて、横からはみ出てしまうι

旅先でも度々購入してみるけれど
やっぱりココより美味しいお店に出会う事はなく
今では、他のお店で手を伸ばすことに
躊躇いを感じてしまうように (^_^;


鮎はやっぱり
“ハラワタ”が美味しくなくっちゃ♪


この“ハラワタ” 店主に訊ねてみると
修行したお店がそうだったのだとか…

ぜひ一度、師匠の鮎を食べてみたいものですw


ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いします♪

“帰鷲茶席” 唇で伝世を感じる 

先日の「緑陰幽草 花時に勝れり」を思い浮かべた
木村茶道美術館 (新潟県柏崎)は

門のある入口から
ちょっとした山の上に建つ美術館まで
庵の傍を通り、橋を渡り…
木漏れ日のなか散策しながら向かう。

王 安石の漢詩そのままの
美しい庭園(特に秋の紅葉)も有名なのだけれど
一服1,000円の呈茶席も有名で

茶道具はガラス越しに見るものではなく
 手に取り、使うものである


という木村重義翁の心を、そのままに受け継ぎ
      ▲彼の蒐集したものを収蔵・展示

展示するだけではなく、実際に室礼えて
五感で楽しめる茶席なのです (^-^)



先日のお席は “帰鷲茶席

門前の立て札を見て ???
「“帰鷲”ってどういう意味なのでしょう?
いまの季節の言葉なのでしょうか?」

先生に訊ねてみるけれど解からぬまま
呈茶席を楽しみに美術館へと足を進め、早速茶室へ。


この日の主茶碗…
実は13年前に盗難にあったのだとか (x _ x;

それが昨秋、遠く離れた会津若松で
仏像など文化財の窃盗で逮捕された犯人の自供により
偶然に発見され、このたび美術館へ帰ってきた

その茶碗の銘が 「

そして茶杓は櫂先が幅広く男性的な 瀬田掃部
茶器は溜塗に黒漆で漢詩が書かれた宗哲作の中次

いずれも茶碗と共に盗まれたお道具なのだそうι

そしてお床には
」茶碗が木村重義翁に蒐集される以前に
これを所持していた地元の画家村山哲斎の画賛

よくぞ無事に…「」茶碗の帰還を祝い喜ぶ
茶碗のための取り合わせでした (^-^)



■主茶碗 奥高麗 銘 鷲

  奥高麗(おくごうらい)とは桃山時代に
  朝鮮の陶工を日本へ連れてきて、唐津で作らせた物
  いわゆる古唐津に入るのだけれど
  高麗物の特徴をしっかりと取り入れている。
.....................................

」は底の深い熊川(こもがい)に近い形

手の小さな私には、運び出しで持つことも
ちょっと厳しいくらいに大振りで
鉄分の多い唐津の土だけあって、ずしりと重い (^_^;

また土の粒子が細かいようで底、高台にも
ちりめん皺(唐津の特徴のひとつ)は見られなかった。



■替茶碗 無地刷毛目 銘 夢

  刷毛目とは白い粉引の泥を
  チャポンと浸けるのではなく、刷毛でさっと塗りかけ
  その勢いのある筆の跡が見所となっている。

  その中で、陶工が丁寧に塗ったために
  筆跡が残らなかった物を無地刷毛目と呼ぶ。
.....................................

」もその特徴をしっかりと持っていて
白泥が帯状に均一に塗られていた。

口の反り返りが大きく、厚めに掛けられたガラス釉が
一部ビードロの様になっているところも面白い (^-^)

最後に口縁を指でそっと挟んでみたところ
結構な厚みが…反り具合といい
これはちと飲み難いのでは?と思ったけれど

せっかく見て、触れられる茶席なので♪

そっと口を当てて確かめてみたところ
あまりにもすっと何の違和感もなく納まり、驚いた。

慌てて「」にも口付けて確かめてみたところ
」とは異なるけれど、やはり違和感がない。


 あぁ! 伝世のものはやっぱりすごい!!


“良いお茶碗” として何百年もの間
可愛がられ、大切に伝えられているものは
ただ見た目が良いだけではなく
由緒正しいだけでなく、価値あるだけでもなく

使い良い”からなのだ。


身を以って感じた瞬間でした (*^-^*)


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◆ブログ内関連
 ・緑陰幽草 花時に勝れり
 ・新潟県中越沖地震



木村茶道美術館 “帰鷲茶席”は六月末まで。
機会がありましたらぜひ見て、触れて、感じてください。

木村美術館“帰鷲茶席”の会記木村美術館の案内

“緑陰幽草 花時に勝れり” 王安石 

先週、新潟県柏崎にある木村茶道美術館
お稽古の課外授業(屋外授業?)として足を運んだとき
庭園の緑の美しさに、この詩が浮かんできました。



  石梁 茅屋 彎碕あり
  流水濺濺として 両陂をわたる
  晴日 暖風 麦気を生ず
  緑陰幽草 花時に勝れり


  石造りの橋、茅葺きの小さな家、湾曲した岸辺
  小川の水はさらさらと 土手の間を流れてゆく

  晴れた初夏の日差しに
    暖められた風が吹き、麦の香りを運んでくる

  緑の木陰、下生えの草々も
  花どきの春よりめでたく感じられる

王 安石  「初夏即時」  
              ※即時:その場のことを詠じた詩




まさに今の時節にピッタリの漢詩 (^-^)
そして漢詩ノートの中でも私のお気に入りの一節…



緑陰幽草勝花時  漢詩ノートの上半分
  本文を黒ボールペンで書くとき

  「あ、これお茶にも使える!」 「素敵♪」
  っと思った言葉に
  水色の蛍光ペンで色付けをしています。

   ※ブログ内関連  ・簡単?自己流 漢詩勉強法
                ・簡単?自己流 漢詩勉強法 2
                ・簡単?自己流 漢詩勉強法 3
                ・簡単?自己流 漢詩勉強法 4


他にも一行物
白雲抱幽石(はくうん ゆうせきを いだく)」 …謝 霊運

流祖の横物で有名な
寂寥(せきりょう)」 …孟 浩然


など、これまでに見知ったものも含めて
パラパラとページを捲っているときにも ぱっ!と目に付くように。



緑陰幽草 花時に勝れり」 もその1つで

いつか、お茶席のご挨拶や
会話の中にうまく使えたらいいなぁと (^ ^*ゞ

またこの言葉の一行物や、画賛に出会ったときは
ぜひとも求め (られる物かどうか心配ですがι)
この時期の茶席を楽しめたらなぁと思っています♪


   ※この日の木村茶道美術館
     お茶席のお話は こちら→ “帰鷲茶席” 唇で伝世を感じる



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木村茶道美術館 “帰鷲茶席”は六月末まで。
機会がありましたらぜひ見て、触れて、感じてください。

木村美術館“帰鷲茶席”の会記木村美術館の案内

山葡萄の籠バッグ 日本製と中国製 

山葡萄のバッグ  母からのプレゼント
  山葡萄の蔓皮で作られた手提げバッグ。

  元々は山男?が鉈など刃物の鞘として
  腰に下げる小さな籠を編んだのが始まりで
  いまは民芸品として人気なのだそう。


左は6年ぐらい前に貰ったもので横幅30cm強。
物がたくさん入り、着物にもよく合う事から
お茶や謡のお稽古にも通年使っています (^-^)


はじめの頃は、ガサガサで艶も無く
全体に薄茶色をしていたのですが

「よく手で撫でて、可愛がってあげてね」

と母の言葉通りに
何時でも何処でも撫で撫で(笑)していたら
だんだんと艶も出て、こげ茶色になり
良い“味”が出てきました♪


「大事にしまうのではなく、よく使い可愛がる」
なんだか茶碗を育てるのと同じですね。


右はつい先日。

最初に籠バッグを紹介してくれた母の友人が
新しく、丸っこくて可愛らしいのを買ったらしく
▲を見た母が、またプレゼントしてくれた物。

最初の左とは質感がなんだか違って感じたので
訊ねると…どうやら中国製らしいι

山葡萄アップ画像  日本製の左から比べると
  編み方も乱雑で
  蔓も、良い部分を使ってるとは言い難く
  全体に赤味がかっています。


お値段も相応に随分、安かったのだとか。

でも最初の左とは異なる感じがまた良くて
何より形が気に入っています (^-^*)

これからの季節
浴衣や小千谷ちぢみ、夏大島なんかを着て
ちょっとお出かけするには重宝しそうです。



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◆ブログ内関連
 ・山葡萄の籠バッグ 2 美艶の秘訣

運命の出会い 茶の道“開眼” 

先日の 「張良”との出会い

きっかけとなった高麗茶碗
その茶碗の銘として即座に “張良” と名付けられた
小田榮一先生は

お茶の愉しみと喜び を教えてくださった
私にとって大切な方のお一人。



まだ
お抹茶と、美味しいお菓子が食べられる
という楽しみしか知らなかった頃

先生に 「着物を着てお茶会へ行かない?」 と
名古屋 明治村の茶会へ連れて行って頂いた時のこと。


“着物”っと言ってもまだ“着られている”状態で
地元の茶会やお稽古でも、いつの間にか下前がズルズルι
さらに着物で遠方の茶会へ行くのは初めてで…

赤い毛氈の敷かれたお席へ、緊張しつつ入ると
意外に男性のお客様が多いことに驚き

また席主が袴姿の男性というのも初めてで
より一層、緊張が高まりました。


点前が始まりますと
これまでの 会話が少なく静かな茶会とは異なり

席主の白髪のお爺さんと男性の正客の会話が弾み
お客皆からも笑いが起るほどの盛り上がり。


時代やお道具の事などチンプンカンプンな私も
思わずクスクス、アハハと笑ってしまうほどユーモアに富み
不勉強で詳しくは解からないのに
お席を愉しめてしまうほど、優しく解かり易い説明で…


なんて楽しいお爺サンなんだろう (*^-^*)」


…それが小田先生だったということが判明するのは
またしばらく後のこと。



それまで、お道具なんて全く興味の無かった私が
「どんなのだろう…早く見てみたい!」 と
お道具拝見を ドキドキ ワクワク しながら待ち侘びて…

あまりの興奮に
楽しみにしていたはずの お菓子やお抹茶のことは
何一つ、記憶に残っていないくらいに(笑)


あのときの胸の高鳴り…いまでも覚えています。



初めて見る炭道具の数々


学生時代、漢詩の授業で先生が話してくださった
寒山拾得の可愛らしい香合


ほんとに手で耳を塞いでいるような面白い形
日光東照宮の有名な
三猿 “聞か猿(不聞猿)” という銘のついた耳付茶入


節が通常よりも下の方にある武士の削った茶杓

一見、鞘から抜いた刀のように節から上が長く
茶を掬おうと手に取ったときを思うと…
まるで 少し背の高い不聞猿茶入の為に誂えたかのよう



この日を境に、見えなかった目が見えるように。
聞こえなかった耳が、聞えるように…


私の人生を大きく変えた 運命の出会いでした。


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 ・増えるばかりの パズルピース

見知らぬ仲の挨拶 

今から3~4年前…茶道の先生、社中の方とともに
京都お家元の茶会へ寄せて頂いた後のこと。

「せっかく京都まで来たのだから
良いもの、美しいものを見て帰りましょう」 と

いつもなら 帰りに 京都国立博物館
美術館「えき」野村美術館北村美術館 など
京都市内の美術館を廻るのですが

ちょうどその頃

八幡の松花堂庭園・美術館で、開館記念の特別展が催されている

と雑誌で見かけたことから
一泊して、ちょっと足を伸ばしてみる事に (^-^)



翌朝、特別展を気に掛けながらも
竹林を通り、まずは呈茶が頂けるという茶室へ…

そこへ向う道すがら

「お先に」
「いまから(呈茶)ですか?」 と

行交う全ての人が立ち止まり、頭を下げて
丁寧なご挨拶を。

腰掛け待合で席順を待っているときにも
にじり口から出ていらした方(先客) 皆様が

「お先に」
「お待たせ致しました」

と丁寧に一礼を。
中には私達が他県から来たことを知り

「遠いところ、ようこそ」
「(八幡は)何も無いところですが
 (良いお席でしたので)
 お茶席だけでも楽しんでいってください」

と仰る方まで…

私にとっては “目から鱗” でした。



私の住む地方は、どこか閉鎖的で
知り合い同士なら言葉を交わすものの
知らない間柄では素通りするばかり。

一席50人の大寄せの茶会などは
まるでデパートのバーゲンに来たかのような有様で
我先にと押し合う者あり、転ぶ者あり、言い争う者あり。

流儀が異なるとある種の敵対心すら感じることも (^_^;


お茶ってこんなものだったろうか…と思う事が多くて。



美術館の一角で出会った、見ず知らずの私達に
全ての人が、立ち止まって丁寧なご挨拶を
声を掛けてくださることは 本当に衝撃的でした。

また八幡の方にとって それが“普通”である事も。


あとの展示物や美しく広大な庭園
謡曲【女郎花】に纏わる塚なども素晴らしい物でしたが

“見知らぬ仲の挨拶”

私にとって何より大切な物を得た松花堂庭園・美術館
機会がありましたらぜひお立寄りください (^-^)ノ

吉兆の松花堂弁当も美味しかったですよ♪


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簡単?自己流 漢詩勉強法 2 

漢詩ノート
  2005年12月に始めたこの方法
  (簡単?自己流 漢詩勉強法 参照) も
  はやノート6冊目に入り


放送も112回、主に1回につき1首なのですが
ときおり2~3首放送されるので
全部で160首くらいになるでしょうか。

学生時代、嫌で嫌で仕方のなかったものが
本当に不思議なくらい楽しくて (^-^*)


しかしながら…

私のポンコツ赤点頭、1回の放送・書き取りでは
なかなか全ては残ってくれない (^_^;

(映像や印象は残ってるのですが
 詩や作者が出てこないのです 泣)

さて、どうしたものか…1冊、2冊と進むうちに発見!
リンク”を張ることにしました。



作者のリンク  まずは “作者”

  李白(左の写真 参照)、杜甫、蘇東坡など
  作者の作品一覧をページの余白に


■ 放送番号 (〇囲み数字)
■ ノートの巻数 (漢数字)
■ 掲載ページ
■ 放送タイトル(複数首 放送の場合は詩題)

青色のボールペンで。


ノートの目次  ▲これには
  ノートの表紙裏に記しておいた
  目次が大活躍★


とくに1回の番組内で複数首、放送されたもの
中でも異なる作者だった場合は
どこにどの詩があるのか判らなくなるのでは…と

放送タイトルに並べて
詩題と作者を記しておいたので(写真で解かるでしょうか?)
我ながらw 本当に助かりました(^-^)



次ぎに “関連する詩”のリンク

辺塞詩のリンク
  ■ 涼州詩辺塞詩(左写真)など
   詩の種類・分類で繋がりのあるもの

  ■ 黄鶴楼白帝城など
   同じ地、場所で詠まれたもの



折楊柳のリンク
  ■折楊柳諸葛亮など
   作者以外の人物名

  ■ 封禅の儀赤壁の戦いなど
   同じ状況下を詠んだもの


など…微かな記憶の中
「あぁ~〇〇〇、前にも出てきた!かも?」

とにかく
少しでも繋がりのある可能性を見つけたら
その糸を辿って
その詩がどこに載っているかを調べ

先の作者 作品一覧とは別にで記しておきます。



このリンクの利点は

「のちの調べものの折に、素早く見つけられる」他に

作成の折
「えっと…どこにあったかな?」 と
ノートのあちこちを“読み直し”

また“書く”ことで拙い記憶の糸が
少しずつ太く
しっかりとした物になっていくように思います。


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◆ブログ内 関連
 ・簡単?自己流 漢詩勉強法
 ・緑陰幽草 花時に勝れり(水色蛍光ペンで色付けする)
 ・簡単?自己流 漢詩勉強法 3
 ・簡単?自己流 漢詩勉強法 4


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小川 環樹、 他 (1994/11)
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愛しい人を待ちわびて…李白「玉階怨」  

先日「韓信の股潜りで “人の道理”を説く」にも記した
韓国ドラマ「ホジュン~宮廷医官への道~

また漢詩を用いた素敵なシーンがありました (^-^)

主人公が側室弟の反胃(胃がん)の治療のため
長期間、王宮に泊まりこんだ折
着替え一式の中の手ぬぐいに
妻が漢詩の刺繍をして、そっと思いを認める。



  玉階(ぎょくかい)に白露生じ
  夜久しうして 羅襪(らべつ)を侵す
  水精(すいしょう)の簾を却下するも
  玲瓏(れいろう)として 秋月を望む



愛しい人を待ちわびる詩  李白 「玉階怨(ぎょくかいえん)


夫に会えない寂しさを詩に託して…
奥ゆかしく、知性溢れる素敵な女性ですね (^-^*)

(第44話 収録→ホジュン BOX6 ~宮廷医官への道~



夫を待ちわびる妻の詩といえば…
頭に浮かんだのは、同じ李白の「子夜呉歌」



  長安一片の月 万戸衣を擣(う)つの声
  秋風 吹いて尽きず…


  月夜に 衣を打つ砧の音が響き
  秋風が止むことなく吹きつける…



実はお気に入りの漢詩の1つ (^-^)

   ※ブログ内関連:“長安一片の月 万戸衣を擣つの声” 李白詩


前者の羅襪(薄絹の足袋)、水晶で作られた簾よりも
月、秋の夜風、そして“”というところが
日本人にも情景を思い描きやすく
私が彼女の立場だったら こちらの詩かなぁ。

っと思たけれど…この詩


  総てこれ 玉関(ぎょっかん)の情
  いずれの日にか胡虜(こりょ)を平げて
  良人(りょうじん)遠征を罷(や)めん


  いつになったら胡(えびす)を討伐し
  夫は遠い戦地から帰ってくるのだろうか



と続き


自身の命をかけて治療している夫。
ある意味、言い得ているかな?とも思うのですが (^_^;

王宮を戦地と例えるのも ×

またそこに居る夫は
強制的に連れられて赴く、兵役の苦悩とは異なり
真心をこめて、自分のことは顧みずに
ただただ患者のことだけを思っているので

やっぱり後者の詩は不適切ですねι

彼女の選んだ「玉階怨
ドラマを見て初めて知ったのですが
また1つ、お気に入りの漢詩が増えました (^-^)


(第44話 収録→ホジュン BOX6 ~宮廷医官への道~


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◆ブログ内関連
 ・韓信の股潜りで “人の道理”を説く
 ・『えんぴつで漢詩』 を衝動買い
 ・“流蛍 飛んでまた息う” 謝チョウ「玉階怨」
 ・“長安一片の月 万戸衣を擣つの声” 李白詩

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