FC2ブログ
  • 08«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »10

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

魯山人 “月一輪の灯と挂く” 寒山詩 


     閑自訪高僧
     煙山萬々層
     師親指帰路
     月挂一輪灯

寒山 詩   



先日訪れた
北大路魯山人と岡本太郎展 に展示されていた
魯山人の横幅の額

その中で
とても心惹かれたのが▲この詩の最後の一節


(つき) 一輪の灯(ともしび)と挂(か)


月を一輪と、また灯と表現する様も素敵で

目を瞑るとその美しい情景が浮かび
しばらくその額前を離れる事ができずに居ました (*^-^*)



うっかり筆記具を忘れてしまい
詠みも、訳もメモすることが出来なかったのですがι

直訳すると▼のような意になります。


   高僧(師)をふらりと訪ねた。
   煙るように霞のかかった山を いくつも越えて…
   師は自ら見送り、指差してくださった帰り路
   その先には、燈のように明るい月が掛っていた。




言葉そのものも素敵ですが
いまの私の思いと、先生のお姿が重なり
より一層、心に響きました。



弟子はいくつもの山を越え、師のもとへ歩んでゆく。

山を越え、谷を渡るとまた新たな山。
その道中は辛く、険しい。

娘時代から半世紀以上もの間、茶の道を歩み続け
あらゆる事を学んできた先生には
ついこの間、歩き始めたばかりの私など 遠く及ばないけれど

先生と同じ目線で
同じ感点で “茶” を学び、愉しみたい

少しでも先生に近づきたい その一心で懸命に歩む。


そうして訪ね来た弟子を
師はあたたかく迎え入れてくださり
出立のときには
歩むべき道を指し示し、見送ってくださる。

師もまた弟子と同じように
長く険しい山道を歩んできたからこそ
弟子の辛さも、またその強い思いも
全てを受け止め、応えてくださるのだろう。

そしてまた弟子の歩みゆく先を案じて…

路を照らす月明かりまでもが、道標となり
教え、導き、見守ってくださっているよう。


その師の思いを胸に
辛いときには心の糧に、弟子は再び山道を行く。



魯山人は、誰か特定の師に就いて学んだりせずに
その殆どを独学と
生まれ持った美意識、感性で培ってきたと思うのですが
(間違っていましたらご指摘ください)

どんな思いでこの書を認めたのだろう。


そしてこの詩を詠じた寒山と、私の心と…


生涯、忘れ得ぬ漢詩がまたひとつ (^-^)



ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いしますw



◆ブログ内関連
 ・岡本太郎の「おもしろ実験茶会」
 ・青は藍より出でて藍より青し
関連記事
スポンサーサイト


コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kokorouruoi.blog105.fc2.com/tb.php/34-61a3d2eb

  • 08«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »10
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。