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PotC海賊船長吟ずる漢詩 判明! 

ずっと判らずにいた
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』 の

パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールド・エンド オリジナル・サウンドトラック  あの漢詩を…


  先月、いつもブログに来て下さる
  ミカ様が 教えてくださいました (^-^)

  明月出天山,蒼茫雲海間。
  長風幾萬里,吹度玉門關。


シンガポールの船長さんは
李白關山月」 の出だしを吟じていたのだそう。


“有名な漢詩” と聞いていたので
これまでに学んだ、知っている漢詩だといいなぁ
と思っていたのですが…

初めてのもので、愛用の字典片手に
またミカ様に教えていただいた英訳サイトを見ながら
なんとか李白の世界観を解して (^ ^*



「DVDがレンタル開始されたら
 吹替え版を観てみるしか、手掛かりは無いかな」

と諦めていた中、思いがけず判明した喜びを
早速、ブログに認めよう!と思ったのだけれど…

素敵な英訳を見た後で、それ以上の邦訳が浮かばず
自分の語彙の貧困さに落胆して ずるずると先延ばしにι




  明月出天山 蒼茫雲海間
  長風幾萬里 吹度玉門關
  漢下白登道 胡窺青海灣
  由來征戰地 不見有人還
  戍客望邊色 思歸多苦顏
  高樓當此夜 嘆息未應

李白關山月」   



  天山から明月が昇り
     蒼々と 果てなく広がる雲の間より照らす
  遥か彼方より来たる風が、玉門関を吹き渡ってゆく

  漢民族は白登山の道を下り
     胡は青海の辺で機会を窺がう
  古来、男たちが遠征し 戦の絶えぬこの地より
     無事生還できた者などない

  国境を守る益荒男 将兵たちは、辺境の景色を眺め
     帰れぬ身を哀れみて 苦しげな顔つきに
  妻の待つ 故郷の高殿では今宵もまた
     切ないため息が途切れることはないだろう


                  ※漢民族:中国本土の民
                  ※胡(えびす):異民族



まだまだ解釈しきれておらず (u_u;


とくに “蒼茫雲海間” の “” をどう捉えるか…

「雲間から 明月が地上を照らす」 としたのだけれど
「今まさに上り出ずる月が、上空に広がる雲海を照らす」
その 時の“” なのかなぁ?とも。


目を瞑り、情景を思い描くと
後者の方が個人的には素敵だなぁと思うのですが

自己流な勉強ばかりで、きちんとした教鞭を受けていないので
本当に そう捉えて良いものか自信が無くてι


学び続けるうちに、いつか 「あのときのは…!」 と
この詩の真意に辿り着けるといいのだけれど。



PotC/ワールド・エンド』 本編では
シンガポール船長さんが、詩を吟じながら階段を降り
キーラ・ナイトレイ演じるヒロインの傍へ寄り

想いを告げる (言い寄るに近いかも?) ことから
「恋の詩かしら?」 と思っていたのだけれど…
家族と離れ、死と背中あわせの日々を過ごす辛く哀しい詩


砂漠に月と、吹きぬける風と。

確かに出だしの情景は素敵だけれど
どうしてこの詩を選んだのだろう?と疑問が沸々。


船長さんの好きな一節
もしかしたら、そういう設定だったのかもしれない。

でも、本編ではこの詩のように
引き離された夫婦が互いに想っているのではなく
船長さんが一方的に想っているのだから…

同じ 愛しい人を想う切ない詩でも
また違った状況の
そのときの彼の心境を より表わすような詩だったなら

(って…“片思い” を詠った漢詩なんてあるのかしら?)

もっと深みのあるシーンになったのになぁと (^ ^ゞ


けれども もう一度観たら
映画館では見逃していたかもしれない
この詩との繋がりが見えてくる かしら?

  ※16日、一部訂正。 詳しくはコメント欄をご覧ください。


過去ログを見て、ネットで調べ
この 李白関山月」 との出逢いを齎してくださった
ミカ 様、本当にありがとうございました (^-^*)


ありがとうございます(*^-^*)← ポチッと宜しくお願いします♪



◆ブログ内関連
 ・パイレーツ・オブ・カリビアン、海賊船長の吟ずる漢詩
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コメント

長文、大歓迎です♪

ミカ 様
早速、ご覧いただいてコメントもありがとうございます!

まだ自分の中では未完成な状態で
もう少し練ってからにしよう とも思ったのですが

力及ばず…いっそのこと

これをご覧になった方から、間違いがあればご指摘
またより良い訳をご指導いただけたらなぁと。
恥を忍んで、そしてちょっぴり?希望も込めて♪


“一目惚れ”という表現は
確かに、適切ではなかったですね (^_^;

後で訂正しておきます。


邦訳していて感じたのは
“常に死と背中あわせに生きていること”
それはサオ・フェンと
漢詩のなかの男性、どちらも同じだなぁと…

ミカ 様の憐れみを請うという解釈が
合っているかもしれませんね。


けど…
自らの意志で海賊の道を選んだサオ・フェン。

その一方で、漢詩のなかの男性は
兵役のために逃れることの出来ない定め。

杜甫の詩に

「男よりも女を産んだ方が良い
 青海の辺には戦死した人の遺骨が 無数に横たわり
 拾ってくれる人も無く、すすり泣く声が聞えてくる」

というのがあるほどに
領土争いの厳しい時代だったのだそう。


それを踏まえると
同じ境遇でも、全く違う心境のように感じて
この詩を選んだことが、しっくりこないと言うか
いまひとつ納得がいかなくて (u_u;


また漢詩を中国語で吟じたところで
エリザベスには聞き取ることも、解することも出来ず…
(カリプソだったなら可能なのかしら?)

制作サイドは
サオ・フェンが吟じることで “アジアな雰囲気” を
醸し出したかったのかもしれないけれど
あの演出では、サオ・フェンの独り善がりになっちゃいますよねι

想いを伝えたいならば
ちゃんと相手に通じるようにしなくっちゃ。

映画本編とのつながり

このコメントには、映画の核心部分に関する記述がありますe-1
ご了承の上、お読みください。


*******************************************


あの場面で、サオ・フェンがなぜこの詩を選んだか、というのはわたしも不思議に思いましたe-53
今回、雪野原さんの訳を読んで思ったのが。
サオ・フェンは、憐れみを請うてるのではないかとe-77

彼がエリザベスをキャプテン・バルボッサに要求したのは、エリザベスを海の女神カリプソだと勘違いしていたからだと思いますe-78
(カリプソは、実際にはエリザベスではないのですが…)

バルボッサが、カリプソの名を出した時。
サオ・フェンは、old legend(古い伝説)だと言って、はじめは本気にしませんでした。もし彼が、カリプソが人間の体に封じ込められた第1回目の海賊長会議に出席していたら、そのような反応は出ないでしょう。
だから、エリザベスをカリプソと間違い得るのです。

彼は、もちろんエリザべスの美しさに惹かれていたのでしょうが。
それよりも、
彼女の体に秘められた力を利用しようと目論んでいたのでは、と思いますe-69

そう考えると、
この詩は、圧倒的な力を持ち、自分たちの運命を左右するきまぐれな女神に対して。
哀れな自分を訴えることで、彼女に愛されよう=その力を得ようとしているように思えますe-75

実際、彼の死に際の最後の言葉は。
"Forgive me, Calypso."(カリプソ、私を許してください)
でした。


いろいろ書いてしまいましたが。
これも、ひとつの解釈。
雪野原さんの邦訳から、思いついたものです。
雪野原さんも、自由に映画に思いをはせてみてくださいe-68
長文失礼しました。











すてきな邦訳♪

すてきな邦訳を、ありがとうございますv-353

こんな、哀切な詩だとは思いませんでしたv-522
やはり、日本語の響きは印象が違いますねe-75
雪野原さんの紡いだ切ない情景が、
鮮やかに浮かびますe-76

漢詩は、あまり詳しくないので。
雪野原さんのblogで、
今まで知らなかった新しい世界に出会うことができて、
本当にうれしいです(*^-^*)

これからも、
まだ見ぬ魅力的な世界へ誘ってくださいませe-76




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漢詩漢詩(かんし)とは、中国の伝統的な詩。韻文における文体の一つ。狭義には後漢時代に確立した中国の国家芸術としての詩のこと。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- History License:GFD

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